「IPリモートプロダクション」への取り組みについて
NTTe-Sportsでは、新しいライブ番組作成の実現に向けて、「IPリモートプロダクション」(※1)の技術実証等の取組みを実施しております。 この度、本取組みの一環として、「NDI(※2)」と「NGN網内VPN(※3)」を組み合わせ、遠隔地の映像ソースを安く早く簡単に伝送して利用する 番組作りの実現が可能である見込みが高いとこを確認しましたのでお知らせします。
今後は、より多拠点・遠距離での実験や、実際のライブイベントでの導入などを行っていく予定です。
今後は、より多拠点・遠距離での実験や、実際のライブイベントでの導入などを行っていく予定です。
■今回の実験構成

※1:IPリモートプロダクション
「リモートプロダクション」とは、中継先現場等から映像ソースを離れた遠隔地にある番組作成拠点等に伝送した上で 映像スイッチングや音声ミキシングを実施し、リモートで番組を作り上げること指し、各種の機材や人員を中継先現場に配置せずに コストを抑えるなどの効用が期待される番組作成の方法です。
「IPリモートプロダクション」では、リモートプロダクションのための遠隔制御や映像伝送等の要素技術をすべてを IPネットワーク上で実施できるようにすることで、さらなるコスト削減や可撓性を高める方法になります。
※2:NDI(Network Device Interface)
NewTek社(https://www.newtek.com/)によって開発されたIP上での映像転送方式の一つで、映像機器の制御信号等も内包しているプロトコル(規格)です。
※3:NGN網内VPN
NTT東日本、もしくはNTT西日本のフレッツ網で利用されるIPv6通信を用いて、P2PでVPNを形成して、インターネットを介さずに遠隔拠点を接続するVPN方式です。
「リモートプロダクション」とは、中継先現場等から映像ソースを離れた遠隔地にある番組作成拠点等に伝送した上で 映像スイッチングや音声ミキシングを実施し、リモートで番組を作り上げること指し、各種の機材や人員を中継先現場に配置せずに コストを抑えるなどの効用が期待される番組作成の方法です。
「IPリモートプロダクション」では、リモートプロダクションのための遠隔制御や映像伝送等の要素技術をすべてを IPネットワーク上で実施できるようにすることで、さらなるコスト削減や可撓性を高める方法になります。
※2:NDI(Network Device Interface)
NewTek社(https://www.newtek.com/)によって開発されたIP上での映像転送方式の一つで、映像機器の制御信号等も内包しているプロトコル(規格)です。
※3:NGN網内VPN
NTT東日本、もしくはNTT西日本のフレッツ網で利用されるIPv6通信を用いて、P2PでVPNを形成して、インターネットを介さずに遠隔拠点を接続するVPN方式です。
(参考)これまでの取り組み
NTTe-Sportsでは、既にこれまでに、遠隔地でのイベント映像をIPネットワーク上で、秋葉原のeXeField Akibaのプロダクション 設備まで転送し、秋葉原側でイベントの解説や遠隔対戦などを更に加えることで、番組としてより良いものとして、ネット配信する試みを実施しております。
・都内のホールからのイベント映像の転送と、秋葉原でのプロダクションによるライブ配信
・北海道と東京での遠隔対戦イベントで北海道の映像の転送と、秋葉原でのプロダクションによるライブ配信
以下のような環境で実現しております。今後は更に有料チケットでの配信に幅を広げていく予定です。
・都内のホールからのイベント映像の転送と、秋葉原でのプロダクションによるライブ配信
・北海道と東京での遠隔対戦イベントで北海道の映像の転送と、秋葉原でのプロダクションによるライブ配信
以下のような環境で実現しております。今後は更に有料チケットでの配信に幅を広げていく予定です。
(参考)映像転送装置を介したリモートプロダックションの実施例
