持ち運び可能な円筒形太陽光発電モジュールでeスポーツ体験イベントを実施
調布市(市長:長友 貴樹)、国立大学法人電気通信大学(学長:田野 俊一、以下「電気通信大学」)、東日本電信電話株式会社 東京武蔵野支店(支店長:川上 卓郎、以下「NTT東日本」)および株式会社NTTe-Sports(代表取締役社長:原田 元晴、以下「NTTe-Sports」)は、新規開発の可搬式円筒形太陽光発電モジュール*1を活用したeスポーツ体験イベントを、2023年12月6日に調布市内のしばさき彩ステーション*²で開催します。
1.背景
調布市は2022年度から、東京都の補助金を活用し、NTT東日本、NTTe-Sports、電気通信大学と協働*³で「eスポーツを基点とした包摂的な市民交流体験機会の創出事業」を実施しています。また、同市は2021年度にゼロカーボンシティ宣言を表明しており、本事業の「ゼロエミッション化」を通じて持続可能なコミュニティの実現をめざすために、電気通信大学と連携して、新たに「円筒形太陽光発電システムの可搬式化」を開発・実証します。今回の取り組みにより、場所を選ばず遠隔でつながることのできるeスポーツの特性と、どこでも発電可能な可搬式の太陽光発電モジュールの特徴を活かして、屋外を含めたあらゆる場所で、eスポーツを通じた市民交流の拡大をめざします。
2. eスポーツ体験イベントの実施概要
2022年度は、NTT東日本グループと調布市が連携して、子ども・高齢者・障がい者が集う場などをつないでeスポーツイベントを実施してきました。*⁴
そして今年度新たに、電気通信大学、製造メーカー、および調布市の連携により2022年度から開発を進めてきた円筒形の可搬式モジュール を、eスポーツイベントの電源として実証導入します。
■ 日時:2023年12月6日(水)15時~16時
■ 会場:しばさき彩ステーション
■ イベント内容:
①「リズムゲーム」の1対1対戦(参加は6~10名程度まで)
②可搬式円筒形太陽光発電システムの展示
3.今後の展望
今回の実証結果を踏まえ今年度末には、イベントの規模を拡大させた「再生エネルギーを利用した複数施設間のeスポーツ体験イベント」も計画中です。また、2024年度には、今回と異なるタイプの可搬式・可動式発電システムが新たに2基完成する予定となっており、本事業における連携先各施設への導入を見据え、開発・調整を進めます。
さらに、開発した発電システムによる市民の環境学習の機会創出や、災害時の電源活用の可能性についても今後検討していきます。
調布市、電気通信大学、NTT東日本グループは、今後も、持続可能な共生社会の充実につながる取り組みを推進してまいります。
*1:詳細は、別紙「可搬式円筒形太陽光発電システムについて」参照
*2:しばさき彩ステーション(調布市柴崎1-64-9)は、空き家を活用した「地域と協働するネットワーク拠点」をめざして2019年に開設。地域課題の解決に繋がる住民主体の場として、イベントや居場所を提供。
*3:本事業の産学官連携パートナーとそれぞれの役割
・NTT東日本グループ:eスポーツ事業の実施・調整等
・電気通信大学:新たな太陽光発電設備の開発
*4:2023年2月15日報道発表「調布市・NTT東日本・NTTe-Sportsの連携によるeスポーツを基点とした包摂的な市民交流・体験機会の創出」参照
URL:https://www.ntt-east.co.jp/tokyo/info/detail/1283161_2608.html
本件に関するお問い合わせ先
【お客さまからのお問い合わせ】NTT東日本 東京武蔵野支店 Tel:0120-424-299
【報道機関からのお問い合わせ】
・発電設備の技術的な内容やeスポーツイベントの内容について
調布市行政経営部企画経営課産学官連携担当:山岸、長井 Tel:042-481-7021(直通)
・eスポーツ事業について
NTT東日本 東京事業部 広報担当 Mail:kouhou-tokyo-ml@east.ntt.co.jp
NTTe-Sports Mail:info@ntte-sports.co.jp